はじめに
First
初めまして。
男の美学サイト管理者の空太郎(くうたろう)と申します。
最初に2度もの破産に関わった金融機関や個人投資家の方々に心からお詫び申し上げます。
この物語は全て実話を元に描かれている。
まず、男の美学を語る前に、その正反対の自分の過去の醜態を晒しておこうと思います。
未だ身内以外には誰にも話したことが無い、いや知られたくなかった過去。
しかしこの過去の体験がもしかしたら誰かの役に立つこともあるかもしれ無い。
逆に誰かの気分を害するかも知れない。
どこから話すべきか思いあぐねるほど波乱万丈な人生を送って来た。
思い返せば、幼少時代から小学校時代、そして大波乱の中学校時代、まだまだ続く波乱万丈の中年時代そして現在へと・・・
果てしない道は続いていく。
この時点でまだサイトのドメインは取得していない。
今からドメインを取得して中途半端なサイトをアップロードしていく。
完成されたものでは無く、そのプロセスにこそ美学があると思う。
昔話や寓話の中には時折真実が隠されていることがある。
醜いアヒルの子は、白鳥の子供がアヒルの群れに迷い込み、幼少期の醜さゆえに皆に馬鹿にされ仲間外れになる。
軽蔑の眼差しで白い目で見られながら醜いアヒルの子供は苦悩する。
時が経ちアヒルの群れから逃げ出した醜いアヒルの子は知ら無い間に美しい白い羽が生え、白鳥になったという話だ。
芋虫やサナギを美しいという人は少ないだろうが、蝶の美しさに魅了される人は数多くいる。
人の人生も同じでは無いだろうか?
最初からずっと美しく恵まれた人も稀にはいるだろうが、心の中は苦悩があったかもしれ無い。
私の人生も醜いアヒルの子供のように、事業に失敗し、破産し自殺未遂までした醜さがあった。
人を傷つけ裏切ったこともあった。
そんな醜さを受け入れ認め、悔い改めた時に本当は自分も白鳥になれることに気がついたのだ。
人生は過去・現在・未来の三相でできている。
そして考える力によって人は創造的な人生を歩むことができると信じるものである。
創造性とは自分が生涯醜いアヒルの子であると信じてその通りのみじめで醜い人生を生きていくこともできるし、その逆に過去には失敗や挫折が数多くあって人を恨んだり恨まれたりしてきたけれど、心を入れ替え、反省をし心を磨けば必ず自分も美しい人生を歩むことができると信じることも自由であるのだ。
考え方を切り替え、前後を裁断し新しい本当の自分を探す旅にでる自由も許されている。
考え続けた結果、両者には天と地ほどの差がある心境となることだろう。
人の本質を善と見るか?悪と見るか?
人の本質を美と見るか?醜さと見るか?
始めや途中がどうであれ、人は信じた通りの自分に近づいていくことはまぎれもない真実であると考えている。
最後に好きな言葉を・・・
神は人が見えないほどの細部に宿り最高の美を奏でる
2015年7月15日 空太郎
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